ジャケット 

製作国:イタリア・アメリカ合作
監督:ルチオ・フルチ
製作:ウーゴ・トゥッチ,ファブリッツィオ・デ・アンジェリス
脚本:エリザ・ブリガンティ
撮影:セルジオ・サルヴァティ
特撮監修:ジャンネット・デ・ロッシ
特殊効果:ジノ・デ・ロッシ
特殊メイク:ジャンネット・デ・ロッシ
音楽:ファビオ・フリッツィ,ジョルジョ・トゥッチ

 

出演:
イアン・マカロック(ピーター・ウェスト役)
ティサ・ファロー (アン・ボウルズ役)
リチャード・ジョンソン (デヴィッド・メナード役)
オルガ・カルラトス (パオラ・メナード役)
アウレッタ・ゲイ (スーザン・バレット役)
アル・クライヴァー (ブライアン・ハル役)
ステファニア・ダマリオ (ミシー役)

 

あらゆるゾンビ映画に影響を与えたイタリア産ゾンビ映画の金字塔『サンゲリア』。
ルチオ・フルチの代表作で、原点でもあり、私が初めてゾンビというモノを知ったのがこの映画でした。この映画を観賞してから、私はゾンビ映画にゾンビゲームにどっぷりハマってゆくことになるのです。
 
1
ルチオ・フルチのゾンビにはあってジョージ・A・ロメロのゾンビにないもの。それは、“腐“です。ロメロゾンビは今のゾンビの典型となっていますが、フルチのゾンビは今のゾンビ映画でもあまり見られないウジが湧き、腐乱しきったちょこっと押せば崩れそう。しかし、ノロノロとジリジリと寄って来るその姿は怖くどこか魅力的です。腐らせた人間にウジを足すとこんなに怖いモノが出来上がるのかと、小学生時代に思いましたね。特殊メイクのジャンネット・デ・ロッシに拍手! サンゲリア以降のイタリア産ゾンビ(『ゾンビ3』など)は腐乱ゾンビが主流となりましたからこの功績は大きいです。
 
2
そんな腐乱ゾンビに加えて不気味なサンゲリアのテーマ曲が流れる最怖コンボ。いつ聴いても不安を煽り、腐乱ゾンビの群れが脳をよぎるこの曲はフルチ作品ではお馴染みのファビオ・フリッツィが手がけています。マカロニウエスタンの『シルバー・サドル 新・復讐の用心棒』、『荒野の処刑』と『ビヨンド』、『地獄の門』、後年の傑作『ナイトメア・コンサート』でも彼の音楽を聴く事ができます。こんな最高なスタッフと仕事が出来てフルチも幸せだったのではないでしょうか。
 
3
まだ観ていない人にはぜひ観て欲しいこのゲテモノ映画。ストーリーなんか忘れて狂気に満ちた映像だけ観ていてほしい。フルチの映画というのは理解しようと思ってはいけないモノ。理論とかそんな小賢しいものは通用しない頭を空っぽにして楽しめる愉快……いや、不愉快な映画です。ネタバレは控えたいのであまり多くは語りませんが、無許可で撮影したラストシーンは美しいです。
それでは皆さま、いつも心にサンゲリア。クリウッドでした。
 

Written by クリウッド[@cliwood99]

 

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