リンク ジャケット
 

本でこの映画を知ってずっと見たかったけど
どこにも無くてなかなかみれなかった…
でもついこの間やっと観れました!
期待しただけのことはありましたよ!


 
リンク1大きなお猿さんリンクは表情が豊かだったから時におかしく時に哀愁感がありました。
フィリップ教授に命令されても、本当にめんどくさそ〜うにソファーのほつれた糸をいじくったり、ジェーンに仲直りをお願いする時にニッと歯を出して笑ったりなど、セリフがないのにかわいいけど独特のコミカルさがあって、人間と同じくらい、感情の表現ができているのではないかと感心するほどインパクトがありました。

そして、ラストの燃え盛る教授の家の屋上で両手をあげて葉巻を吸うリンクは、逆らえない運命に身を委ね、かつてサーカスにて「マスターファイア」と呼ばれていた過去の栄光に浸りながら自殺前の最後の一服を味わう哀愁感が漂う一人間のように見えました。

どうして調教しても猿は人間を越えられないんだ! と頭を抱える教授に猿たちの仕返しが背後から迫る…
大昔に読んだロアルドダールの短編集の『こわいい動物』の中で、食べられるためにもうすぐ殺されることを察知した豚が、復讐を誓い飼い主を襲って食べた結果人間の立場を手に入れた話となんだかかぶりました…
この話もリンクも動物でたとえ人間の理性や知恵はないとしても、「使えないもの」又は自分のためだけに動物達の命を捨てるとどうなるか? の教訓話のように見えました。

リンク2
主人公のジェーンは小さいチンパンジーのインプを本当にしつこいくらいに可愛がっていた。
彼女はインプを”何もできない幼稚な生き物”として嘗めた態度で接していて、
又、自分の都合のいい時には絵本を読み聞かせたりと”文字とお話の読み聞かせのありがたみくらいわかる、幼児のような賢い知能を持つ生き物”として扱っていた。
本人は良かれと思って行っていることかもしれませんが、自分の都合にあわせて動物に対する扱いを自覚せずころころ変えるなんて、小さい女の子が友達としてぬいぐるみをあちこち連れ回したり母親役に憧れたがために自分の赤ちゃんの様にぬいぐるみを扱い出すのと変わらないくらい非常に幼稚だなと思いました。
ベビーシッターをやっていたジェーンは自分の経験を猿に押し付け、自分は教授とちがい猿達に優しくて正しい接し方をしている、という自己満足に浸っているだけ。
そして、ジェーンは気持ち悪い殺人猿と勘違いして、リンクを炎の中に押しやる。一瞬めでたしめでたしな終わり方の様に見えるが、教授やジェーンも猿たちの縄張りの中の関係や心を理解することから逃げたがために、次に起こるかもしれないインプの殺人計画に気づけなかった。
動物は言葉がわからなくても、彼らなりの勘や気持ちや愛情表現があり物じゃない。

この映画を見て、私達人間が動物達につい押し付けがちなエゴ(例えば動物におしゃれをさせたり、太るような高級な餌や人間の食べ物を与え続けたり、など)はどれだけ動物にストレスをあたえてしまうのかについてもう一度考え直さないといけないのかもしれないとおもいました。

でも、この間違った登場人物達の認識が後味の悪いエンディングの気持ち悪さをひきだしたのかもしれませんね。

 

Written by えもも[@evilpumpkindevi]

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