クリープショージャケット

 

大好きな映画!
キングの映画はなんだか…な物が多いと有名ですが
こんな隠れた名作があったとは!

 
監督は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のジョージ・A・ロメロで、特殊メイクは『13日の金曜日』のトム・サヴィーニ
しかもあのレスリー・ニールセンでてる。スティーヴン・キング自身も演じてます。

豪華なスタッフ…

今では廃盤。

プレミア価格…
 

ホラー好きなビリー少年が、お気に入りの漫画『クリープショー』を隠し持ってい
ることに父親が気づき、強制的に廃棄してしまう。自室で父親に恨みに恨んでいる
と“ぞっとする恐怖”(死に神みたいな骸骨)が窓からビリー少年、また、この映画
を観ている私たちにおいでと言わんばかりにへへへへ…と笑いかけ、ゴミ箱の中の
『クリープショー』がひらかれる。さぁ、恐怖への旅の始まり始まり…
(お話は5話でオムニバス形式)

 

えぐくないしそんなに怖くない。えぐさをもとめるひとには向かないかも。
ただ悪趣味ながらも漫画らしいコミカルさが効いた映画。

『クリープショー』はホラー漫画と現実の世界との繋ぎ目が非常に上手く、3次元の映像の際の背景もコミックチックな色使いと模様が用いられていてどちらかに偏ることなく、コミックの世界と現実の世界が上手に混じり合っている。

クリープショー1

反対に全然アニメと現実の映像が融合できていない(ホラーじゃありません)画期的と騒がれたドイツ映画 『ラン・ローラ・ラン』を先に観て、まあ、絵はボールペンで書いたみたいに汚くて下手くそだわ、アニメ世界から現実に戻った時のアングルが全然違うわ、筋が頭に残らない上での人物設定も中途半端だわ(愛人の関係とかとってつけたみたい)、最後のオチは微妙だわ、BGMずっとループだわでかなりイライラしました。
その後に『クリープショー』を観たからもう感動しましたよ。

この映画の技術やアイデアも素晴らしいけど、私が惹かれた点は、人間の闇が衝突しあい「復讐」や「殺人」や「お金儲け」などドロドロしているドラマを見せてくれるところです。

へへへへ…いい味出してますね(笑) このキャラクター、ビリー少年を始め、 登場人物を傍観的に観ていて、 死に神という古典的なキャラクターでありながらも、 どこか憎めない愛嬌があるので(笑)

へへへへ…いい味出してますね(笑)
このキャラクター、ビリー少年を始め、
登場人物を傍観的に観ていて、
死に神という古典的なキャラクターでありながらも、
どこか憎めない愛嬌があるので(笑)

キングの本を何冊かよんできたわたしにとって感じたこの映画のキングらしさは、キャラクターがみんな罪や深い闇を持っている所かなと、感じました。
『クリープショー』では、父の日の、父親を殺したおばさんは大好きだったフィアンセを父親に殺された怨念を持ち、ハリー達は不倫をしていた、デックスの友人は、嫌味や文句しか言わない性悪妻に対する愛情はなくなり殺したいほどの憎しみしかない。アプソンは、自分の邪魔になる人をたくさん消している。
違う作品では、『シャイニング』のジャックもDV家庭で育っていて、母親を杖で殴った光景は脳裏にずっと焼き付けられているし、『骨の袋』のマイクも妻と幸せに過ごしていたが、その妻が得体のしれない男と会っている所を見て、妻が死んだ後もその事を気にしていて…
などと、ちょこちょこ読んだ原作と比べると、話の展開の中に、登場人物の闇や罪、人には明かしたくない性生活事情や性癖や暴虐性やトラウマが見え隠れするのはキングらしいかなと考えました。

オープニングのビリーが殴られる時の、すごい勢いで向かってくる電車の汽笛みたいな音は、殴られた痛さ、殴ってきた父親の手の重みが伝わってきそう。
漫画ごときでそんな必死にならなくても…と思う人もいるだろうけど、今の時代みたいにゲームや携帯がない娯楽が少ない時代だったろうから、当時漫画は子供にとっては大きい娯楽だったのでは、とまず思いました。

また更に個人的に深くみると、父親が思ってした事は、子供が悪趣味な物を持っている事に嫌悪や不安を抱き、結局は強制的な形にはなったけれど、子供の将来を思ったしつけなんだなあと思った。

でも、いくら子供の為を思ってとはいえ、自分の言い分を全く聞かず無理矢理排除されたことには「なぜ?」と考え、屁理屈でも言うようになった年ごろの子供にはとても腹立たしく理解できないもの。
私も、思春期の時、何度も親から携帯やCDを取り上げられたり真っ向から否定され、どれだけ恨んだか。今となっては、今日まで育ててくれて親に感謝しているし過去の思い出として片付けられますが…

私の過去を照らし合わせて思ったことですが、この映画は、小さい時や思春期時代で親と衝突したりしつけが厳しかった家庭で育った人にはよく分かる映画かもしれませんね。

クリープショー3
ぜんぶ大好きなお話ですが、
ゴキブリはど…うしても無理!
ゴキブリ一匹で泣き叫ぶくらい大嫌い。
最後のお話は、もうとてもとてもちゃんと目を開けてみれません…
でも全て本物だからこそ成せる恐怖なのかもしれませんね。
若干羽を震わせながら歩く仕草とかあの黒光り…
あぁもうやだやだ

「お?」
どころじゃないよ!
ピップエレキバンみたいなロゴで可愛く言ってもだめだから! (怒)

 

Written by えもも[@evilpumpkindevi]
2014年1月4日 ブログ掲載

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