アルティメットプレデタージャケット
 

若者グループが、車に乗って旅行に出かけると、
普通は血の惨劇の幕が上がるもの。
それが一般常識だよね。
この『アルティメット・プレデター』も、そんなよくある日常を描いたお話です。

 

監督を務めるのは、ヨハネス・ロバーツ
起きたら幽霊になってた男が精神分析医と出会って追っかけてくる死神から逃げようとするヘンテコ作品『ゴーストキャッチャー』や、全裸の女ヴァンパイアが若者グループを襲う『ブラッド・フォレスト ~吸血のエンジェル~』(しかもトム・サヴィーニショーン・ハトスンが出てくるの)、パーカーを着た殺人鬼が放課後の高校を襲撃するTUTAYA限定レンタル作品『F エフ』の監督・脚本家を務めるひとです。ちょっと前にひっそりと公開されていた『ストレージ24』の監督・脚本家でもあります。
これだけ並べれば、傾向が見えてくるっていうもので、ものすごく面白いっていうわけではないんだけど、「深夜にTVつけたらやっててつい見ちゃったら、なんか意外と楽しめた」って感じの作品を製作する、私のお気に入り監督です。

 

アイルランドの名所を巡るトレーラー旅行に出かける若者男女7人グループ。
途中でガス欠になり、古びた給油所に立ち寄るのだが、そこで店主のジプシーオヤジ
とトラブルを起こしてしまう。そのせいでジプシーの老婆から「シムロックの復讐を
うけるがいい」と呪いをかけられ、気味が悪くなりトレーラーで逃げ出す若者たち。
だが突然あたりに霧がたち込めてきて、本来であればとっくに到着しているはずの
隣町に一向にたどり着く気配がない。ジプシーの老婆の呪いの言葉を思い出し不安
になる若者たち。
そんな彼らを、伝説の巨大鳥シムロックが襲撃する......

 

【楽しめるかも】

  • 低予算な映画を愛してるひと
  • プテラノドン』とか、結構好きだなーっていうひと
  • CGまるだしでも気にならないひと

【楽しめないかも】

  • CGまるだしだと文句いいたくなるひと
  • キャラクターの行動に理由とか意味とかを真面目にも求めすぎちゃうひと

 

アルティメットプレデター2とにかく、CGがCGまるだしなので、そこが許せないともう見られなくなっちゃうかもしれない。CG全開の巨大鳥シムロックが笑っちゃうくらい雑で、びっくりするの。そりゃぁもう、『プテラノドン』も裸足で逃げ出す雑っぷり。パッケージの鳥みたいな感じを想像すると、首をひねりたくなるくらいにはびっくりするとおもう。

Road Kill一人のわがままお嬢ちゃんが、金に物を言わせて店主のジプシーオヤジのネックレスを手に入れようと高飛車な態度をとるのよね。これがまた、どうにもいけ好かない態度。あれじゃあ私でも、ちょっとお灸をすえてやろうとおもうよ。
まあ、どっちが悪いかはおいといて、結果的に若者はジプシーの占い老婆から呪いをかけられちゃう。 なかなか隣町につけなくなったと思ったら、空には巨大鳥シムロック(ハゲタカのできそこないみたいなの)が現われ、友達がぐっちゃりやられて、さらにバッサバッサと運ばれてゆくのです。

呪われて以降の展開は、まあ決して上手いとはいえない。
なんでアイルランドの片田舎にシムロックが生息してるのか、ジプシー一家とどういう関係なのか、なんでペンダント持ってると襲われないで済むのか、そういう説明はほぼないままにお話は進んでいく。アルティメットプレデター6
そのくせ、車がパンクしてタイヤ交換役をジャンケンで決めようとするけど、なかなか決まらず片方がわざと負けるっていうよくわからないシーンとかあったりする。あれは二人で行けばもっと早く終わって、怖い思いしないですんだと思うの。
ほかにも、謎の少年(どうやらジプシー一家のひとり)が道の真ん中で首切りジェスチャーするとか、そのシーンは本当に必要だったの?もっと説明すべきことがあるんじゃないの?いいのそれで?っていうシーンがあるのよね。
とはいえ、なんだかんだと引っ張ってく、妙なテンションはあるわけで、なかなかどうしてつい観ちゃう。

アルティメットプレデター1終盤の展開は私のお気に入り。
主人公の女の子ケイトは巨大鳥シムロックにブチ切れて勝ち目のないアンブッシュするし、グループのお荷物的なお調子者チャックはラストになかなか見どころあることしてくれちゃう。
私はこういう放り投げが大好きだから、ほんとうれしくなっちゃったよ。

この作品がお気に入りな理由はもう一つあるのね。それは、妙にうまい特殊メイクなの。CGの残念さとは打って変わって、シムロックに襲われた人間の気合の入りようといったら!! 初めて観た時はそりゃぁもう「はぁぁぁぁぁ!?」って口に出ちゃったよ。天と地の差だよ。
と、いうことで、ぜひ『アルティメット・プレデター』を観ていただいて、みなさんにこの衝撃を体験してほしいなと思います。

ところで、若者グループの金髪ちゃんヘイリーを演じているイライザ・ベネットがね、ほんと美人さんなのよ。色白で透き通るような肌してるうえに、きれいなプラチナブロンドの髪。きゅっと結んだ口元がまたなんともいえないの。
冒頭で挙げたTUTAYA限定レンタル作品『F エフ』にも、主人公の娘役で出演してるので、ぜひ合わせて観てもらえたらと思います。女子高生役ですから、制服着てますからねっ。
 
アルティメットプレデター4
 
 

Written by はるひさ[@haruhisa1212](部長)
2013年9月14日 ブログ掲載

 

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